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第518回 『堅忍不抜の精神』〜『人生学びの連続』〜

 2026年8月17日 新渡戸稲造記念センターに赴いた。 筆者が2019年3月順天堂大学病理・腫瘍学教授を定年退職して名誉教授を拝命した翌月『新渡戸稲造記念センター』が設立された。【『新渡戸稲造記念センター』は、東京医療利用組合(現・東京医療生活協同組合)の初代組合長(理事長)である新渡戸稲造博士の志こころざしを 日本の国内外へ広め 実践する拠点となります。『新渡戸稲造記念センター』のセンター長には、新渡戸稲造博士の専門家として本邦の第一人者で、新渡戸博士の志を継承して活躍されている樋野興夫先生が就任されました。】と紹介された。 そして『がん哲学外来 in 新渡戸稲造記念センター』が開設される運びとなった。 『人知を超えて、時が進んでいる』ことを痛感する。

 

今回 【『事に就きては 脇目もせぬこと 堅忍不抜の精神は成就の要件』 & 『「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。 我慢強いこと。「不抜」は固くて抜けない意。』(“Focus on what you are doing.  Indomitable spirit means the important conditions of achievement.”& “Perseverance” means to be strong-willed, to improve your endurance and to be patient. “Indomitable” will means to be headstrong.)】(新渡戸稲造:1862-1933)が、鮮明に思い出された。

 

筆者に印象を与えた言葉は 『ボーイズ・ビー・アンビシャス』(boys be ambitious)である(添付)。 札幌農学校を率いたウィリアム・クラーク(1826-1886)が、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である。 クラーク精神が生んだ内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造、南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)を静かに、学んできたものである。2003年に初版『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ)、2018年に新訂版、2019年4月には英語版『 I Want to Be the 21st Century Inazo Nitobe』(日本橋出版)が発行されることになった(添付)。 筆者は、クボタショックの2005年、順天堂大学で『アスベスト・中皮腫 外来』を開設する機会が与えられた。 そして、2008年、順天堂大学で『がん哲学外来=患者さんや そのご家族と面談し、苦しみを和らげる』が開設された。 『人生学びの連続である (Learn every day)』。


 
 
 

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