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第522回 『根底堅きは永続』〜 如何なる境遇にもかかわらず 〜

22 時間前
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 筆者は、2026年9月10日 埼玉医科大学総合医療センター(川越市)ブレストケア科(担当:鈴木綾香秘書/北條隆教授)での『がん哲学外来』に赴く。 想えば、今は亡き矢形寛先生(2019年9月11日 満55歳で ご逝去)が、2016年11月【『小江戸がん哲学外来』 in 埼玉医科大学総合医療センター 】を開設された。 2019年7月6日『第9回 がん哲学外来コーデイネター 養成講座 in 埼玉』(実行委員長)と、翌日の『第8回 がん哲学外来市民学会大会』(大会長)を ウエスタ川越 於いて主催された。 矢形寛先生の生涯は、まさに『火焔のうちにある 燃料の如く 自ら燃えよ!』であった。

 

【乳がんに限らず、その他のがんや病気で困っている⽅も受診可能です。 がんになった時、再発した時、あるいは病気が悪化した時、様々な不安が間近に迫ってきます。 家庭や仕事のことなど、今後の⽣活をどうしたらよいのか、道が⾒えなくなってしまった時・・・】と紹介されている。

 

2019年の『小江戸がん哲学外来三周年記念・矢形寛教授追悼記念講演会』が鮮明に想い出される。 今年(2026年)は、開設10周年である。まさに 『人生の襷の引き継ぎ』で、『根底堅きは 永続す。―― 滔々として流れる大河 のごとく なるべし』(新渡戸稲造:1862-1933)を痛感する。 ヴィクトール・エミール・フランクル(Viktor Emil Frankl,1905-1997)の【『生きる意味』を満たすために3つの価値:『創造価値』&『体験価値』&『態度価値』】を実感する日々である。

 

新渡戸稲造が愛読したトーマス・カーライル(Thomas Carlyle, 1795-1881)の『サーター・リサータス:衣装哲学』の『“Do thy Duty, which lies nearest thee, which thou knowest to be a Duty”(汝の義務を尽くせ。汝の最も近くにある義務を尽くせ、汝が義務と知られるものを尽くせ)』の復学である。『自分の置かれた如何なる境遇』にもかかわらず、『人生のversion upの邂逅』の必要性である。『病気であっても、病人ではない』の社会構築が、『人生に期待する』から『人生から期待される』生き方への変換であろう! 

 
 
 

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