第527回 『悩みの優先順位を下げる』 〜 『解決』ではなく『解消』 〜
2026年10月10日 第55回『市ヶ谷だいじょうぶ!カフェ』(田口謙治 & 田口桂子夫妻 主催) (後援 千代田区社会福祉協議会)での講演に赴いた。 多数の参加者で、 筆者は 講演後、別室で個人面談の機会も与えられた。 『生活環境や 言葉が違っても 心が通えば友達であり、心が通じ合う人と 出会うことが 人間の一番の楽しみである。』(新渡戸稲造:1862-1933)の体験でもある。 大変有意義な充実した時となった。
【『がん哲学外来』とは、病院の外で、医師と患者が対話を行う個人面談で、2008年頃より順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授で一般社団法人がん哲学外来理事長の樋野興夫が提唱し開始。 悩みの『解決』ではなく『解消』することが目的である。 対話により、その人の中での悩みの優先順位が下がれば、それを問わなくなるが、樋野興夫はそれを『解消』と呼ぶ。
主治医には 打ち明けづらいあらゆる相談に応えようと、2008年に始めたものである。 その後、参加者らが自主的に『メディカル・カフェ』という対話の場を開く体制を整え始め 『がん哲学外来 メディカル・カフェ』は、日本全国に広がりをみせた。 樋野興夫は『がん哲学外来』は『空っぽの器』のようなもので、『どんなに水を入れても底が抜けない空の器を用意して、私やスタッフはその器を頑丈にしているだけ。丈夫な器さえあれば、何を話してもいい。『がん哲学』というのは、人間学だからね』(文春オンラインインタビューより)と話した。
樋野興夫は、『先人たちの言葉』を自分なりの解釈を施し、4-5つくらい対話の中で伝える。 これを樋野興夫は『言葉の処方箋』と呼んでいる。 何を言ったかではなく、誰が言ったかが大事だと考え、先人の言葉として話すほうが、聞き手も素直に耳を傾けることができるし、心に残ると考え、19歳の頃から読み続けている 内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造、南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)の4人の言葉を伝えるほか、聖書なども引用する。】とある。
10月11日 WifeとChristian Academy in Japan (CAJ)にあるKBF(Kurume Bible Fellowship)に出席した。 『自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。』(マタイの福音書7章12節) が、今回の復学となった。





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