筆者が、委員長を務める第84回 「アスベスト中皮腫外来 推進委員会」に出席した。 毎週木曜日 順天堂大学の呼吸器外科外来で、2005年8月から継続され、合計7000人以上の初診 & 再診 である。 中皮腫の発症前診断、早期発見も見つかり、地道な大切な活動であると感ずる。 筆者は、若き日から「先楽後憂」でなく「先憂後楽」が「研究者」の務めであると教わったものである。
兵庫県加古川での講演に赴いた(添付)。コロナの時代、新幹線は『ガラガラ症候群』であた。 聴講者の真摯な態度と、多数の質問には、大いに感激した。「今、ツィッターのフォロワーさんの写真を発見しました。」と、 新幹線で帰京中に「目白がん哲学外来」森尚子代表から送られてきた(添付)。 全国の皆様が、いろいろな形で繋がっておられることを 実感する日々である。
筆者は、また、今月、特別支援学校から、『がん教育』の講演を依頼された。
対象:知的障害だけでなく、精神疾患の生徒
内容:「がん専門医としての知識や御経験を生かして、がんに関する医学的に正しい知識や、予防・早期発見のための注意点等を具体的にお話しください。-- 生徒たちが、今どのような生活が大切なのかをお話しください。-- 今を大切に生きることを 伝えていただけると ありがたいです。」とのことである!
早速、『特別支援学級での「がん教育」は、未来のリスクより、今ここで ホッと安心できる 樋野先生のお声とお話が 一番効果的だと思います。』、「いつもと同じ、チャウチャウ犬と像さんのお話で 十分伝わると思います!」、「先生のお話は 心で聞いて心にしみる のでーー」などなどの 温かい励ましのメッセージを頂いた。 涙なくしては、語れない!
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